出発地へ戻るトラックでの「帰り便」のマイナス面は

排気量を示すエンブレムです。欧州にはエンジンの排気量を他人に見せながら走りたいというようなユーザーはほとんどいません。ベンツにしろBMWにしろ、それぞれのマークを付けているだけのことです。
 ところが日本人は、ベンツならE500などと、排気量を示すエンブレムを欲しがります。上級グレードのユーザーほどその傾向が強いようです。要は、自分はベンツでもCクラスじゃないよ、Eクラスだよ、しかも500だよと周囲に示しながら走りたい、そんな成金趣味、俗物根性がはっきりと見えてしまいます。
 当初、どうして日本人はそんなグレードを示すエンブレムが欲しいのか、サカイ引越センター欧州のメーカーには理解してもらえなかったそうです。説明する日本のディーラーも嫌だったでしょうが、メーカーは意味すらわからなかったのです。それでも、今はきちんと用意してあります。
 私は日本にはまだクルマの文化はない、根付いていないと思っている人間の一人ですが、こういったユーザーが多いこともその理由の一つです。