ストレートネックとその弊害

肩こりとストレートネックの関係が広く知られるようになりました。

一概に肩こり=ストレートネックとは限りませんが、ストレートネックは肩こりを引き起こす重大な原因であり、また肩こり以外にも様々な弊害を引き起こします。

ストレートネックとは本来湾曲しているはずの首がその湾曲を失い、真っすぐになった状態を言います。

首は頭を支えるとても重要な部位。細い首は体重の13%もあると言われる頭を支えています。

その負担を軽減するのが湾曲ですが、その湾曲が失われると首だけではなく肩の筋肉にも負担がかかります。首や肩の筋肉が首の代わりに頭を支えようとし、常に緊張状態となりコリが発生します。

ストレートネックの多くは、悪い姿勢から起こると言われています。悪い姿勢とはうつむき姿勢と呼んだり前かがみ姿勢と呼ばれます。

首の骨の延長上に頭が乗っている状態が最も負担の少ない姿勢ですが、スマホや読書、パソコンを使った事務仕事などで頭が前に傾いた状態が続くとストレートネックになってしまうのです。

実は日本人の大半、8割くらいの人がストレートネックになっている、または疑いがあると言われています。スマホやパソコンが広く普及していることが原因で、テレビゲームやポータブルゲームで遊ぶ子供にもストレートネックの危機が広がっています。

ストレートネックによって引き起こされる症状は肩こりだけではありません。

首こりや頭痛、頚椎症、腰痛、背中の痛み、しびれなどもストレートネックが原因になることがあります。他にも四十肩や五十肩、顎関節症にも関連していることがあるそうです。

自律神経失調症で出る症状がストレートネックで出る症状と似ているのも気になるところです。

ストレートネックも放置しておくと自律神経失調症になりやすい症状だからです。
引用:http://kubikata-koritoru.com/archives/568

耳鳴りやめまい、イライラ感の原因にもなったりと、本当に様々なところで弊害が出るそうです。

もちろんこれらの症状が出たからといって、ストレートネックになっているというわけではありません。ストレートネックになるとこれらの症状が出てくる可能性が高まるということ。

病院に行って検査してもこれらの不快な症状の原因が分からなかったら、首のレントゲンを撮ってもらうといいかもしれませんね。もし、首の骨が真っすぐになっていたら、原因はそこかもしれません。

ストレートネックになることで、様々な筋肉に負担がかかり異常な緊張状態を生み出します。かたくなった筋肉は神経を圧迫したり、血管を圧迫したりします。

しびれや自律神経失調症などは神経の圧迫です。

血管を圧迫すると血流が滞り、疲労物質である乳酸が貯まりやすくなります。乳酸は痛みの原因。しかも1か所だけではなく、他の場所でも同じようなことが起こり始めます。

原因がはっきりしない不快な症状を不定愁訴と呼びますが、この不定愁訴の原因は実は首だったりするのかもしれませんね。

何をしたらいいか分からない方は、1度首の異常「ストレートネック」を疑ってみるといいかもしれません。